学校における教育活動・教育課題について,①教科の実践研究や授業改善,②学級経営(若手先生向けの学級づくりなど),③今日的教育課題(小中連携など)の視点から,毎年10ほどの委員会がテーマを立てて研究・開発を行い,年度末に研究報告書としてまとめています。
A4 判,毎年3〜4 月発行
発行 | 随時 |
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対象 | 小学校・中学校の先生方など |
公開日:2018年3月30日
子供たちの保健学習に対する意識調査では,健康の大切さは理解しているが保健学習に対する関心は低い状況である。本研究では主体的に「楽しく学ぶ」保健学習の在り方や育成すべき健康・安全に関する実践力を自ら生活に「かしこく生かす」ことを取り上げた。小学校・中学校それぞれ年間指導計画や実践事例を示した。東研・特別シリーズ72(No.300)
公開日:2018年3月29日
今回の改訂では,学校全体で取り組むスタートカリキュラムの作成等によって,幼児教育で育成された資質・能力を小学校教育に滑らかに連続,発展することが求められている。本委員会では幼児教育で育まれた資質・能力と低学年の各教科等との関連を図りながら,生活科で育成される資質・能力を明らかにした活動をつくることを目的とした。子供だけでなく,所属校の教員や子供が入学前に在園していた幼稚園や保育園,こども園の先生にも実態調査アンケートを行い結果を分析した。その後,改善の方向性を決めて授業を行った。その実践事例を掲載している。(東研研究報告 No.299)
公開日:2018年3月28日
新しい学習指導要領においては「主体的・対話的で深い学び」を実現する授業改善の充実が求められている。本冊子では授業展開のポイントを掲げ,実践事例を7事例取り上げた。東研・特別課題シリーズ70(No.298)東京教育研究所
公開日:2018年3月27日
現在,全国で48校(平成29年4月現在)が「義務教育学校」として「9年間の小中一貫教育学校」へと転換した。新設された「義務教育学校」へと転換した小中一貫教育の事例と「義務教育学校」へと転換を図らずに小中一貫教育を推進している小中学校の事例の両方を調査研究した。(東研研究報告 No.297)
公開日:2018年3月19日
若い先生方に読んでいただきたいと思って授業改善ヒント集を作成し続けてきたが,その第5集である。 第4集では「朝の会」や「帰りの会」といった一見授業に関わりのなさそうに見える内容やモジュール学習も取り上げた。第5集はさらに目次をカテゴリーで分け,小道徳,英語の事例も取り入れた。東研・特別課題シリーズ68(No.296)東京教育研究所
公開日:2018年3月13日
現在,配慮を必要とする児童・生徒への対応が学校教育の中で大きなエネルギーをかける課題の一つとなっている。児童・生徒を支えるためには,保護者を支え,教員を支えていく「インクルーシブ教育システム構築」が必要となる。しかし,現実には配慮を要する児童・生徒への対応に追われ,負担感だけが大きく,指導の充実・改善に結びついていないのが実態ではないだろうか。本書では,各小・中学校が,どのようにシステム構築を推進していくことが良いのか分かりやすく解説するとともに,実践事例を12例挙げ,実践事例では児童生徒のプロフィール,学校の合理的配慮,経過,成果と課題,の流れで構成している。(東研研究報告 No.293)
公開日:2018年3月12日
平成30年度から「特別の教科 道徳」が始まるが,各小・中学校においては,望ましい道徳科の授業の指導や授業展開のあり方を十分に理解する必要がある。さらに,小・中学校の連携や小・中一貫教育の推進が全国的に広がりを見せているなか,道徳科の授業においても,小・中学校の9年間を見通したうえでの連携を図ることが求められている。本書においては,平成27年に告示された小・中学校学習指導要領一部改正から平成29年3月に告示された新学習指導要領への変更点を解説し,さらに,「特別の教科 道徳」の取組(「考え,議論する道徳」,評価の在り方,現代的な課題の取り扱い)について解説している。そして,小学校(低学年・中学年・高学年)と中学校のそれぞれに,いじめ問題の事例,問題解決的な事例を通して,どのように考え,議論する道徳の授業を進めるかがわかる実践事例を掲載している。(東研研究報告 No.292)
公開日:2017年6月26日
(東研研究報告 NO.291 特別課題シリーズ 65)『教育法規相談ハンドブック30』(平成26年3月発行)の改訂版で全35事例を掲載。校内外で生じているさまざまな事故や事件,そして教育課題などを首都圏の校長先生を中心にときには副校長,教頭,主幹の先生方に持ち寄っていただき,それを資料とし,それに対し学校はどのように対処していけばよいのかについて,法律的な思考を取り入れた課題解決法を研究した。
※新事例は12事例,コラムは4コラム増,ページ数は20ページ増。全132ページという構成。昨今の教育現場で問題となっている事例を中心に改訂。いじめ,性同一性障害など。
公開日:2017年3月28日
カリキュラム・マネジメントは,「より高い教育効果を得るために,どのようなカリキュラムをつくり,どのように実行し,どのように評価して,さらにどのようなものに改善するかの作業を,継続的・サイクル的に展開すること」ということができる。
本委員会では,これらのことを踏まえ,教科の枠を越えてどう教育内容を関連付けるかという観点,カリキュラムをPDCAサイクルで改善するという観点,教育内容と条件整備をどう関連付けるかという観点を追求し,学校組織運営の活性化と授業改善を図りながら,カリキュラム・マネジメントによる学校改善について研究を推進することにした。(東研研究報告 No.289)
公開日:2017年3月22日
本冊子は, (視点1) 実態調査や意識調査などの実施による把握、(視点2) 授業の疑問や感想,自己評価などの記録による把握、(視点3) 誤答傾向やその背景となる実態の把握、(視点4) 問題(課題)やその提示を工夫して生かす、(視点5) 評価規準の設定および予想される子どもの反応と教師の手立てを明確にして生かす、(視点6) 教師の発問や練り上げの場を工夫して生かす、(視点7) 算数的活動・数学的活動を工夫して生かす、の7つの視点から実践のテーマを策定,本年度は扱う領域を算数科「数量関係」,数学科「関数」とし,小学校3編,中学校2編の事例をまとめたものである。(東研研究報告 No.288)