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総合型選抜
そうごうがたせんばつ
総合型選抜は、AO(アドミッション・オフィス)入試の後継の大学入試制度である。令和3年度から切り替わっている。AO入試との主な変更点は、学力を合否判定に反映させることにある。 一般入試では主に学力試験の結果で合否判定するが、総合型選抜では学力だけでなく、志望理由書や面接、小論文やプレゼンテーション、ディスカッションなどが加えられる場合がある。1次試験で書類審査、2次試験で面接やプレゼンテーションのパターンが一般的である。いずれにしても人物を多面的に評価して、大学が求める学生を選抜するための制度である。文科省の調査(令和5年度)によれば、国立大学約78%、私立大学約93%が導入している。 総合型選抜は学校推薦型選抜と違い公募制なので、高校の校長からの推薦は不要である。一般的に選考期間は2か月程度かかり、他の選抜方法よりも長期にわたっている。
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