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東京教育研究所

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教育の創造

東京教育研究所は、東京書籍の企業内研究所です。
調査・研究により得られた成果は全国の先生や先生を目指すみなさまに広く公開するとともに、東京書籍の商品開発等に活用されています。
本サイトでは近年発行した研究報告書、「EduNews」・「東研情報」の紙面のほか、「EduNews」の最終ページに掲載している「教育キーワード」をアーカイブスとして公開しています。

東京教育研究所のご紹介

今月の教育情報

2026年11月号 学校への過剰な要求に対応するために

 学校が多忙化して、教師が疲弊しているという報道が頻繁にされています。教師が精神的に追い詰められることの中に、保護者からの過剰な要求に対応することがあります。
 保護者が、自分の要求を通すために、「マスコミに言うぞ。」とか「弁護士を頼んで、訴訟を起こすぞ。」などと主張することがあります。また、自分の言い分が通らない場合、数時間にわたって、居座るなどの行動に出ることもあります。あるいは、夜遅くでも保護者の都合のいい時間に必ず電話をするように、と要求することもあります。
 もとより、保護者との良好な関係を築き、子どもの豊かな学校生活のために、協力できることが望まれます。しかし、話し合いがうまくいかず合意が得にくい場合に、どのようにしていくかということも考えていく必要があります。
 文科省が各学校の設置者に対し、学校が暴言や不当な要求を受けた場合に教職員を守るための方針の明確化や相談窓口の設置など、体制の整備を求めました。この体制の整備が進んでいけば、学校現場の大きな助けになると思われます。今後、速やかに整備が進んでいくことが期待されます。

  • 09/04 内外教育

    次期指導要領、授業時数は学校裁量で調整

     文部科学省は8月31日、学習指導要領の改訂作業を進めている中央教育審議会の特別部会に、答申に向けた「審議まとめ」素案を示した。授業時間について小・中学校の裁量を広げる「調整授業時数制度」を創設し、情報教育を大幅に拡充。年間の標準授業時数は増やさず、教科書や学習内容を精選する。
     中教審は今冬をめどに答申。文科省は年度末に幼稚園の改訂教育要領と小中学校の改訂指導要領を告示し、幼稚園は2028年度、小学校は30年度、中学校は31年度から全面実施する。高校は27年度末に告示し、32年度の入学生から順次実施する。

  • 09/04 内外教育

    「学校版カスハラ」に対応指針 

     文部科学省は8月28日、保護者や地域住民らによる暴言や不当な要求から教職員を守るための対応指針を全国の教育委員会などに通知した。「可能な限り一人で対応させない」「相手に断った上でやりとりを録音する」などの具体策を盛り込んだ。
     10月に施行される改正労働施策総合推進法で、すべての事業主にカスタマーハラスメント(カスハラ)防止措置が義務付けられることを受けた対応。各学校の設置者に対し、教職員を守る方針の明確化や相談窓口の設置、警察や弁護士と連携できる体制の整備などを求めた。

  • 09/14 日本教育新聞

    総合教育会議、市町村の1割超、一度も開かず 令和6年度

     249の自治体で令和6年度、総合教育会議を1度も開催していなかったことが文科省の調査で分かった。開催した自治体では、首長と教育委員会の連携強化が進み、新規施策の実施や予算確保につながっている事例が見られた。調査は昨年11月に実施。全国の教委に令和6年度間、または令和6年度末時点の状況を聞いた。総合教育会議の開催回数を尋ねると、平均回数は都道府県・政令指定都市で1.6回、市町村で1.3回。都道府県・政令市、市町村共に1回が約6割、2回が約2割だった。1度も開催していないのは都道府県・政令市で2自治体、市町村で247自治体。市町村では1割を超えていた。

  • 09/28 日本教育新聞

    文科省、高校改革先導拠点に60校・施設を採択 

     文科省は15日、高校教育改革の先導拠点を支援する「ネクストハイスクール」の追加公募の結果を公表した。遠隔授業の配信センターなどを含め、新たに60校・施設を採択した。先導拠点は、これまでの公募分と合わせて43都道府県の135校・施設となった。事業は、約3千億円の基金を活用し、令和8年度から3年間、地域の高校改革を先導する拠点校の教育内容や施設を充実させる。

  • 10/06 内外教育

    全国学テ、地域別で「大きな差なし」

     文部科学省は9月30日、小学校6年生と中学校3年生を対象とした2026年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の都道府県・政令市別の結果を公表した。同省は各地域の平均正答率やスコアの分布について、どの教科も「全国の傾向と大きな差は見られなかった」としている。
     調査では、家庭の経済状況を「家にある本の数」で指標化したところ、家に蔵書が少ないグループほど、各教科の正答率が低くなる相関関係が見られた。
     一方、秋田、東京、石川、福井各都県などでは、家に本が少ないグループでも、比較的学力を維持できていた。詳しく分析すると、こうした自治体では、蔵書が少ないグループ内に、情報通信技術(ICT)の活用に自信を示す児童生徒が多いことが分かったという。

  • 09/07 日本教育新聞

    働き方の改善を実感 管理職と教諭で大きな差

     以前よりも働き方が改善している実感を持つ教員は約6割を占めることが8月26日、東京都教委の調査で分かった。校長では8割を超える一方、主任教諭や教諭では5割にとどまった。都教委では今後、学校行事の準備・運営業務の外部委託をはじめとした業務改善や教員の意識改革などを進める考えだ。同日の有識者会議で公表された。調査は都内公立学校の全教員を対象に、7月22日から8月18日にかけてウェブ上で実施し、3万2,077人が回答した(回収率46.5%)。

  • 09/11 内外教育

    公立高に「ケンブリッジプログラム」

     新潟県教育委員会は、2027年4月に開校する県立国際フロンティア高校(南魚沼市)で、「ケンブリッジ国際教育プログラム」を導入する。同プログラムの導入は全国の公立高校で初めて。国際標準のカリキュラムを通して、グローバル人材の育成を目指す。
     ケンブリッジプログラムとは、英ケンブリッジ大学傘下の機関が運営する国際教育プログラムで、世界160カ国以上が採用している。同プログラムで学び、「国際Aレベル」の試験で一定の成績を収めると、国内外の多くの大学への入学資格を得ることができる。
     定員は80人を想定。募集は全国から受け付ける。一般枠とは別に、英語力と論理的に話す力を重視する「学校設定枠」を設け、最大40人を受け入れる。

  • 09/18 内外教育

    新小学校のプール整備せず

     愛知県弥富市教育委員会は、市立4小学校の統合に伴い2028年4月に開校する新小学校について、プール施設の整備を取りやめる。水泳授業は民間施設で実施し、指導を外部事業者に委託する方針。校内にプールを整備、維持管理するより、民間施設を利用する方が将来的な財政負担が少ないと判断した。
     新規開校する「よつば小学校」は、大藤、栄南、十四山東部、十四山西部の4小学校を統合。十四山西部小学校の敷地内に新校舎を増築する。同小学校のプール施設は、築50年を超えており、修繕しながら維持することは困難と判断して解体する。

  • 10/02 内外教育

    部活引率、レンタカーも可に

     山口県教育委員会は、部活動などでの引率で、従来の自家用車に加え、レンタカーの使用を新たに認めた。公共交通機関の不便な地域もある中、県内の児童生徒らの教育環境を確保する狙いだ。
     県教委によると、以前から現場の教員による要望があり、検討を続けてきたという。県が2026年4月に改正した職員の旅費に関する条例でレンタカー代も支払い対象となったことを受け、決定した。7月23日付で県立学校長に対する通知を発出し、同時に定めた要綱と併せて、運用を開始した。

  • 10/05 日本教育新聞

    児童・生徒間での性暴力防止 対応マニュアル作成 鳥取県教委

     鳥取県教委は、児童・生徒間の性暴力に学校が対応するためのマニュアルを作成した。性暴力かどうか判断が難しい場合も警察や児童相談所に相談し、所管の教委に報告するよう求めた。また、被害児童・生徒への聞き取りは最低限にとどめ、複数の教員が繰り返し聞くことを避けるよう示した。9月15日に開かれた県議会の委員会で報告した。対応は原則、発覚したその日のうちに可能な範囲まで進める。管理職や生徒指導担当、養護教諭などで対応チームをつくり、校内のいじめ対策組織でも対応することとした。

  • 10/09 内外教育

    未成年の選挙運動禁止は「違憲」

     未成年者の選挙運動を罰則付きで禁じる公選法の規定は違憲として、元高校生ら4人が国に損害賠償などを求めた訴訟の判決が9月25日、東京地裁であった。衣斐瑞穂裁判長は、規定は「表現の自由を定めた憲法に違反する」と判断した。原告側の請求は退けた。
     未成年者の選挙運動を禁じる規定の合憲性が争われたのは初めて。
     衣斐裁判長は「未成年者が選挙運動に参加した場合にどのような弊害が生じるのか、国として具体的な検討がされたとは認め難い」と指摘。国側は未成年者が不当な選挙運動に巻き込まれるなどと主張したが、「未成年者の選挙運動一般を規制する必要性が高いとは言えず、必要かつ合理的な規制として是認することはできない」と述べ、違憲と結論付けた。

  • 09/14 日本教育新聞

    日本の学力、世界上位保つ PISA 低得点層の割合は増加

     経済協力開発機構(OECD)は8日、15歳を対象に昨年実施したPISA(学習到達度調査)の結果を公表した。日本は、科学、読解力、数学の3分野全てでOECD加盟国中1位になるなど、世界トップ水準の学力だった。一方で、他国と同様、読解力は下がる傾向にあり、低得点層の割合が3分野全てで増えていた。調査には過去最多の約76万人(91カ国・地域)が参加。日本では、全国の高校1年生から国際的な規定に基づいて抽出された183校の約6,500人が受けた。

  • 09/21 日本教育新聞

    サングラス一律着用に根拠なし 学校生活巡り学会など見解

     日本眼科学会など6団体が8月、学校生活全般を通じて常にサングラスやカラーレンズ眼鏡の着用を一律に推奨する医学的根拠はないとする見解を公表した。透明なレンズの多くが、紫外線(UV)を遮る効果を持つこと、紫外線対策の基本は、つばのある帽子の着用など環境の工夫が基本であるといった点を指摘した。一方で、病気、片頭痛、感覚過敏などの対策として、遮光眼鏡やカラーレンズ眼鏡を着用している子どもがいることから、学校生活でも配慮が必要であることを訴えた。また、屋外での部活動などの際、スポーツ用サングラスの使用が有効な場合があるとした。

※内外教育の記事については、時事通信社の提供を受け、当研究所で要約いたしました。

当研究所の研究発行物

EduNews

教育新聞、日本教育新聞から注目すべき記事をピックアップし、「文部科学省情報」「地方教育行政情報」「その他の教育情報」に分類して掲載した情報誌です。
最終ページには「教育キーワード」コーナーを設け、紙面から抜き出したキーワードを解説しています。
B5判8ページ,隔月(奇数月)発行

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教育キーワード集

東京教育研究所が発行するEduNewsに記載の教育
キーワードを紹介しています。

現代学校経営シリーズ

学校経営における国の教育課程に関する課題について、実践事例を紹介し、報告書として発行しています。
新書版、毎年4 月発行

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特別課題シリーズ

学校における教育活動・教育課題について,①教科の実践研究や授業改善,②学級経営(若手先生向けの学級づくりなど),③今日的教育課題(小中連携など)の視点から,毎年10ほどの委員会がテーマを立てて研究・開発を行い,年度末に研究報告書としてまとめています。
A4 判,毎年3~4 月発行

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東研情報 小・中学校 学校経営

著名人の巻頭言に始まり、全国の小・中学校の学校経営に関する実践事例を掲載しています。また、現在の教育課題を取り上げ、その課題解決に先進的に取り組んでいる事例を「特集」として紹介しています。最終ページは「学校教育と法律相談」とし、昨今話題となっている事例を法理論的な面から考え、解決の糸口を見いだします。日々の学校経営のご参考となるような機関誌です。
A4判12ページ、年3 回(4 月、9 月、1 月)発行

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東研情報(ICT)

2021 年に創刊した、学習者用デジタル教科書(DT)の情報提供に特化した機関誌です。教育DXを支える方々の巻頭言に始まり、活用事例(小・中学校)のほか、広くICT教育に関する情報を掲載しています。DTの活用にぜひお役立てください。
A4判12ページ,年3 回(4 月、9 月、1月)発行

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教育事情最前線

2022年に創刊した、Web限定の教育情報誌です。現在注目を集めている教育事情について、東書Eネット会員の先生方にアンケートの回答をお願いし、回収したデータの分析を基に、課題や今後の解決方法について探ります。
A4判12~14ページ、年3回(4月、9月、1月)発行

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特別研究報告

当研究所の客員研究員による研究報告書です。東京教育研究所の年間研究計画とは別に、新たに対応が必要な教育課題が生じた場合、研究報告書を作成・公表いたします。

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新刊案内

新刊案内一覧

東研アーカイブ

これまでに発行してきた東京教育研究所の研究発行物を教科、領域に分けてまとめてあります。
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