
未来をリードする
教育の創造



東京教育研究所は、東京書籍の企業内研究所です。
調査・研究により得られた成果は全国の先生や先生を目指すみなさまに広く公開するとともに、東京書籍の商品開発等に活用されています。
本サイトでは近年発行した研究報告書、「EduNews」・「東研情報」の紙面のほか、「EduNews」の最終ページに掲載している「教育キーワード」をアーカイブスとして公開しています。
日本語指導を必要とする外国人児童生徒は、今後とも増加が考えられます。日本語の力が十分ではない外国人児童生徒が、持っている能力を十分に発揮し、自己実現を図るだけでなく、日本と外国をつなぐ存在になるためにも、日本語能力の育成が重要です。それが結果として、将来の日本社会のためにもなります。
日本に来た1年目が特に大切です。まず、母語指導員によるサポートがあり、続けて日本語指導補助者のサポートにより、日本人の児童生徒と共に学ぶ喜びを持てるようにしていくことが望まれます。支援の時期と内容は特に大切なので、支援の内容や手順、方法などの研究も広く行い、全国で共有していくシステムの構築が必要ではないでしょうか。
従来は各自治体によって様々な対応がされていて、課題が指摘されていた日本語指導補助者や母語支援員の身分ですが、文科省が法令上の学校職員として位置付けるという方針を明らかにしました。大きな前進であり成果が期待されます。
スポーツ庁は、教育委員会が学校のプール管理や水泳授業の民間委託を検討する際に活用できる資料を作成した。自校以外のプールを利用するに当たっては、移動時間を考慮した時間割を学校で編成することや、あらかじめ施設側と安全確保に関する情報共有を行うことを求めている。12日付で全国の教委に事務連絡を出した。学校のプールを巡っては近年、老朽化で管理コストが増大している他、給水栓の閉め忘れ事案などが相次いでいる。また、酷暑により計画的な授業の実施も難しくなってきているなど、課題が山積している。
文科省は2月20日、幼稚園設置基準を一部改正し、幼稚園の学級編制の基準を原則30人以下に引き下げた。松本洋平文科相が会見して発表した。施行日は4月1日で、令和14年3月31日まで経過措置期間とする。幼稚園の学級編制基準の見直しは、平成7年に原則35人以下に引き下げて以来、31年ぶり。
文科省は2月20日、日本語指導補助者や母語支援員を法令上の学校職員と位置付ける方針を明らかにした。児童・生徒の住んでいる地域にかかわらず、教育の内容や質を保障できるよう、指導体制を整える。同日に開かれた、外国人児童・生徒に関する有識者会議の報告書の骨子案の中で示した。外国人児童・生徒数は令和5年5月時点で約6.9万人で、10年前の約1.9倍へと大幅に増加。その一方で、全国的に指導体制の整備が課題となっている。
こども家庭庁は、子どもの声を政策に反映するため、2024年に子ども・若者から意見を聴取した自治体が全国の66%だったとする調査結果を公表した。調査結果などを踏まえ、26年度は意見聴取の意義を首長に理解してもらうための働き掛けや、優良事例の紹介に取り組む方針。自治体の審議会や懇談会に所属する子ども・若者委員らが情報交換する場も設けたい考えだ。子どもの意見聴取に関する調査は、すべての都道府県と市区町村を対象に実施した。
改正ストーカー規制法により、児童・生徒や教職員が被害に遭っている場合には被害者を援助することが、校長の努力義務となった。被害者の意向も踏まえた上で警察への通報・情報提供や、警察官による警戒活動への協力などが求められる。文科省は昨年12月、改正法の公布に合わせて全国の教育委員会に周知した。
茨城県教委は、正規教員の割合を増やす方針を打ち出した。現在いる臨時的任用教員のうち、9割以上を令和14年度までに正規教員に置き換える。教員の安定的な確保を目指す狙いがある。県教委によると、任期が6カ月以内の臨時的任用教員は現在、約1700人。短い任期のために、児童・生徒との関係構築の難しさや、経験が浅い教員が増加している点が課題となっている。産育休代替教員などが見つからない場合には欠員が長期化し、代替教員を探す業務も大きな負担になっていた。
東京都教委は令和11年度に開校する都立高校の構想案をまとめた。半年間学校外でも学べる期間を設けることや、探究的な学びに力を入れることが特徴だ。AIを積極的に活用し、国際的に活躍できる人材を育成する。卒業後は国内外の最難関大学への進学を目指す。2月19日の教育委員会定例会によると、同校は港区白金地域に設置。1学年は40人6学級の240人を予定している。
福岡県新宮町は5月から、5歳児を対象とした健康診断を実施する。就学前に子どもの発達特性を把握するのが目的。担当者は、相談にも応じるといい、「利用する保護者が安心できるよう支援する」と話している。
対象人数は2026年度内に5歳の誕生日を迎える約300人を想定。福祉センターなどで全7回実施する予定だ。国の補助も活用し、無料で実施する。健診では、診察や身体測定に加え、集団で手遊び歌をして指示を理解しているかを臨床心理士らが観察する。小学校入学前に健診を行うことで、一人一人の特性に応じた支援につなげる。
山口県教委は新年度、生成AIによるサポート機能を搭載したCBT教材を公立の小・中学校に導入する。自動採点機能などを活用し、子どもの理解度に応じた学びにつなげる。2月24日に発表した令和8年度の当初予算案に盛り込んだ。関係費用として、約1億285万円を計上した。県内の教職員が作成した問題や教材をまとめた県独自の「やまぐちっ子学習プリント」をCBTで利用できるようにする。対象学年は小学4年~中学3年で、教科は国語、社会、算数・数学、理科、英語の5教科。
愛知県蒲郡市は、市内の小中学校のプールを2033年度までに廃止する方針だ。施設の老朽化が進み、維持管理コストや学校現場の負担が増している現状に対応する。水泳の授業は、民間のプールや、新たに建設する2カ所の市営プールで実施する。
市内には小学校が13校、中学校が7校あり、いずれも屋外プールを設置。大半は1960~70年代に建設され、法定耐用年数の30年を大きく超えている。今後の運営の在り方を検討した結果、それぞれのプールを建て替えるより、外部のプールを活用した方が合理的との結論に達した。
学習指導要領の全面改訂に向けた議論が進む中、日本新聞協会は2月6日、新聞の活用を引き続き教育課程に明記し、新聞報道の役割やジャーナリズムの意義についても取り上げることを求める意見書を松本洋平文部科学相宛てに提出した。
現行指導要領には、情報活用能力の育成のために新聞を利用することが明記されている。意見書は、生成AIの普及やウェブ上の偽情報拡散などを踏まえ、事実を基に論理的・合理的に判断する能力の重要性が増していると指摘。そうした能力の育成や質の高い探究的な学びに、教育現場での新聞の活用が有効としている。
警察庁によると、2024年に児童ポルノの被害に遭った18歳未満の子どもは1265人。だまされたり脅されたりして自分の裸を撮影し、メールなどで送らされるといった被害が最も多く、462人に上った。摘発された1424人を年代別で見ると、10代が781人と最多で、このうち高校生が407人と大半を占めた。
デジタル性暴力などの被害者支援に取り組むNPO法人「ぱっぷす」の岡恵理事は「加害者が18歳未満の場合、自身の行為が児童買春・児童ポルノ禁止法に抵触すると知らずに画像を拡散してしまうことがある」と指摘する。
中学校や高校で無抵抗の生徒を暴行する動画が、SNSで拡散される事案が相次いでいる。「自業自得だ」と加害者を非難し、自宅住所などを調べてさらす投稿も見られる。ただ、他人の個人情報などの拡散は、法的責任を問われる場合があり、専門家は「加害者をネット上で一方的に責める行為は私刑と変わらない」と、安易な「制裁」に警鐘を鳴らす。
SNSやインターネットの問題に詳しい清水陽平弁護士によると、個人を映した動画を無断で拡散したり、住所や電話番号を投稿したりする行為は民事上の問題が多い。私生活に関する情報を保護する「プライバシー権」、安全な生活を営む「平穏生活権」などを侵害する恐れがあるためだ。住む場所などの情報の拡散は家族の生活まで脅かしかねず、訴訟になれば損害賠償を命じられかねない。
※内外教育の記事については、時事通信社の提供を受け、当研究所で要約いたしました。
教育新聞、日本教育新聞から注目すべき記事をピックアップし、「文部科学省情報」「地方教育行政情報」「その他の教育情報」に分類して掲載した情報誌です。
最終ページには「教育キーワード」コーナーを設け、紙面から抜き出したキーワードを解説しています。
B5判8ページ,隔月(奇数月)発行
東京教育研究所が発行するEduNewsに記載の教育
キーワードを紹介しています。
学校における教育活動・教育課題について,①教科の実践研究や授業改善,②学級経営(若手先生向けの学級づくりなど),③今日的教育課題(小中連携など)の視点から,毎年10ほどの委員会がテーマを立てて研究・開発を行い,年度末に研究報告書としてまとめています。
A4 判,毎年3~4 月発行
著名人の巻頭言に始まり、全国の小・中学校の学校経営に関する実践事例を掲載しています。また、現在の教育課題を取り上げ、その課題解決に先進的に取り組んでいる事例を「特集」として紹介しています。最終ページは「学校教育と法律相談」とし、昨今話題となっている事例を法理論的な面から考え、解決の糸口を見いだします。日々の学校経営のご参考となるような機関誌です。
A4判12ページ、年3 回(4 月、9 月、1 月)発行
2021 年に創刊した、学習者用デジタル教科書(DT)の情報提供に特化した機関誌です。教育DXを支える方々の巻頭言に始まり、活用事例(小・中学校)のほか、広くICT教育に関する情報を掲載しています。DTの活用にぜひお役立てください。
A4判12ページ,年3 回(4 月、9 月、1月)発行
2022年に創刊した、Web限定の教育情報誌です。現在注目を集めている教育事情について、東書Eネット会員の先生方にアンケートの回答をお願いし、回収したデータの分析を基に、課題や今後の解決方法について探ります。
A4判12~14ページ、年3回(4月、9月、1月)発行
2026.03.31
教育事情最前線 データから考える教育事情最前線 (12) 通常の学級における特別な教育的支援を必要とする児童生徒の支援等に関する調査2026.03.30
特別課題シリーズ デジタル学習基盤におけるフィードバックをデザインする(特別課題138)2026.03.30
特別課題シリーズ 『安全』のための観察・実験アップデート術(特別課題137)2026.03.30
特別課題シリーズ 「主体的な学び」を実現する算数・数学の授業づくり ~教材の本質からの個と集団の「問い」を育てる指導を通して~(特別課題136)2026.03.30
特別課題シリーズ 特別支援教育の視点による学校経営、授業改善の取組~学校現場でできるプレポストデザイン~(特別課題135)2026.03.30
特別課題シリーズ 外国につながる子どもたちが生き生き輝く教育~教科学習のなかで言語能力を広げる~(特別課題134)2026.03.30
特別課題シリーズ 体力向上への提言~児童生徒の体力向上に向けた試み~(特別課題133)2026.03.30
特別課題シリーズ 誰もが力を発揮できた喜びを紡ぐ経営の在り方 ~人々が互いの力の価値を生かし合える非認知能力の育成を目指す~(特別課題132)2026.03.23
デジタル教科書 東研情報 2026年4月号 GIGAスクール構想第2期を迎えて ③これまでに発行してきた東京教育研究所の研究発行物を教科、領域に分けてまとめてあります。
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