研究報告書を紹介しています。
公開日:2025年3月24日
2020年、世界中に「新型コロナウイルス」が蔓延し、学校では子どもの安全・安心を担保したため、「ひと・もの・こと」と触れ合いながらの「学び」の姿は、授業から姿を消した。本研究委員会は、今日まで継続している「学び」への影響に対する改善策を考えるため、現場7名の研究員で問題の本質を探り出した。
「学び」において、教職員も含め多くの大人が、子どもはこれまでどおりに成長をしていると今でも思い込んでいる。教職員どうしの信頼関係、教職員と保護者の関係についても実践事例の中で言及する。
私たちに影響を及ぼしたさまざまな問題の本質は、コロナ禍が「ひと・もの・こと」への関わりを希薄にし、これが今日も継続していることにある。教育関係者はもとより、社会全体でこれらの問題の本質と向き合い、「腹をくくって」改善し続けていかなければならない。(東研研究報告 No.366)
公開日:2025年3月17日
本誌は、小学校・中学校の学校経営に関する最新の教育事情をまとめた情報誌です。巻頭言は落語家の入船亭扇蔵さんで「述べて作らず、信じて古を好む」になります。扇蔵さんは、年間20校以上で学校公演を行っています。実践事例は「ウェルビーイングな学校経営」をテーマとし、東京都及び全国の学校の実践事例を掲載しております。特集ページは「コロナを乗り越えて」で、小学校、中学校とそれぞれご紹介します。最終ページの『学校教育と法律相談』は、「児童の書き初めに担任が朱書きやコメントを加えた行為は著作権法に触れる行為か」です。現場の先生方に好評を博しているページですので、ぜひご一読ください。
公開日:2025年3月3日
各学校・地域では、昨今の教育課題や学習指導要領の趣旨を踏まえた創意工夫のある教育活動が進められている。一方、様々な対応を積み上げていく中で、カリキュラムオーバーロードの指摘や働き方改革の視点からの検討も欠かせない状況となっている。これらへの対応を考える際、従前からの取組を個別のものと考えず、教育課程をはじめ指導内容や指導方法、加えて校務分掌や人事的措置など学校運営面からの様々な工夫・改善を統合的に整理し、推進することが重要なポイントとなる。
「一単位時間の変更」「小学校における教科担任制」「カリキュラム・マネジメント」「授業改善を目指した教員研修や人材育成」などに関して先進的な取組を行っている公立小・中学校6校の校長に委員を委嘱し、できるだけ具体的・実践的で、最新の取組を紹介できるようにした。(東研研究報告 No.365)
公開日:2025年3月3日
今号の巻頭言は「みんなで同じことを同じように要求するの?」(堀田 博史 東京教育研究所 特別研究員/園田学園女子大学 教授)になります。また、文部科学省情報、地方教育行政情報、その他の教育情報、教育キーワードなどをコンパクトにまとめてあります。ぜひご一読ください。
公開日:2025年1月1日
今号の巻頭言は「お互いの教科書を見ていますか?~小・中学校の接続~」(石鍋 浩 東京教育研究所 主任研究員/明海大学 教授)になります。また、文部科学省情報、地方教育行政情報、その他の教育情報、教育キーワードなどをコンパクトにまとめてあります。ぜひご一読ください。
公開日:2025年1月1日
本誌は、小学校・中学校の学校経営に関する最新の教育事情をまとめた情報誌です。巻頭言は「東大式勉強法」で有名な株式会社 カルぺ・ディエムの社長 西岡壱誠さんで、「才能とは何か。」になります。実践事例は「ウェルビーイングな学校経営」をテーマとし、東京都及び全国の学校の実践事例を掲載しております。特集ページは「コロナを乗り越えて」です。新型コロナウイルス感染対策の中で、日本中の学校がさまざまな工夫を凝らし、多くの知見を得ました。アフターコロナとなった今でも、生かされている工夫がたくさんあります。小学校、中学校とそれぞれご紹介します。最終ページの『学校教育と法律相談』は、「不適切な指導をした教員に対し保護者からの退職要求と法的責任(続)」で、前号からの続きになります。現場の先生方に好評を博しているページですので、ぜひご一読ください。
公開日:2024年9月2日
(NEW 東研情報)本誌は、東京教育研究所の小学校・中学校の学校経営に関する最新の教育事情をまとめた情報誌です。巻頭言は人形で有名な株式会社 久月の社長 横山 久俊さんで、「季節の移り変わりと室礼」になります。実践事例ですが、今号から東研情報は「ウェルビーイングな学校経営」をテーマとしました。「ウェルビーイング」という言葉は、昨年6月に閣議決定された「第4期 教育振興基本計画」で示され、同じく昨年行われた「全国連合小学校 校長会 全国大会 東京大会」の大会副主題になった言葉です。東京及び全国の学校の実践事例を掲載しております。また、特集ページをリニューアルして、今号より「コロナを乗り越えて」としました。新型コロナウイルス感染対策の中で、日本中の学校がさまざまな工夫を凝らし、多くの知見を得ました。特に GIGA スクール構想の推進と時を同じくしたことで、アフターコロナとなった今でも、生かされている工夫がたくさんあります。小学校、中学校とそれぞれご紹介します。最終ページの『学校教育と法律相談』は、「不適切な指導をした教員に対し保護者からの退職要求と法的責任」です。現場の先生方に好評を博しているページですので、ぜひご一読ください。
公開日:2024年7月1日
今号の巻頭言は「感覚をアップデートする」(三井 一希 東京教育研究所 主任研究員/山梨大学教育学部 准教授)になります。また、文部科学省情報、地方教育行政情報、その他の教育情報、教育キーワードなどをコンパクトにまとめてあります。ぜひご一読ください。
公開日:2024年5月13日
今号の巻頭言は「教科書内デジタルコンテンツの躍進」(藤井 斉亮 東京教育研究所 所長)になります。また、文部科学省情報、地方教育行政情報、その他の教育情報、教育キーワードなどをコンパクトにまとめてあります。ぜひご一読ください。
公開日:2024年3月18日
本誌は、東京教育研究所の小学校・中学校の学校経営に関する最新の教育事情をまとめた情報誌です。テーマは「人が考え動く学校経営」、サブテーマは「学校の働き方改革の推進」です。巻頭言は俳優の小手 伸也さんで、「俳優の卵たちに『進学』を勧める二つの理由」になります。実践事例は前号から引き続き、東京都の実践事例に加えて東京都以外の実践事例も掲載しました。小学校は大阪府枚方市立蹉跎東小学校、中学校は福島県会津若松市立第一中学校の実践事例になります。特集『CONNECT WITH』では「校種間連携」の実践事例として、東京都千代田区立九段中等教育学校を取り上げました。最終ページの『学校教育と法律相談』では、「いじめをした加害者側の保護者の責任など」について取り上げました。全国の学校のさまざまな実践事例をぜひご一読ください。