研究報告書を紹介しています。
公開日:2018年3月15日
本書は,学習指導要領等の改善の方向性として重視されている「カリキュラム・マネジメントと学校経営」に視点を当てている。序章において,「カリキュラム・マネジメント」の背景,「カリキュラム・マネジメント」の三つの側面,「カリキュラム・マネジメント」を進める上で大切なポイントを提示するとともに,具体的な教育実践事例として,以下の内容を掲載した。①ESD(持続可能な開発のための教育)を軸とした教育課程編成の実践,②インクルーシブ教育を基盤とした教育課程編成の実践,③情報(ICT)教育を軸とした教育課程編成の実践,④算数を中心に論理的思考力を育てる教育課程編成の実践,⑤相撲や伝統行事など,日本の伝統文化を軸とした教育課程編成の実践,⑥コミュニティ・スクールを実施することで地域の力を学校経営に活かす教育課程編成の実践。各学校においては,「カリキュラム・マネジメント」が目指すところを十分に理解した上で,その積極的な取組に期待したい。(東研研究報告 No.294)
公開日:2018年3月13日
現在,配慮を必要とする児童・生徒への対応が学校教育の中で大きなエネルギーをかける課題の一つとなっている。児童・生徒を支えるためには,保護者を支え,教員を支えていく「インクルーシブ教育システム構築」が必要となる。しかし,現実には配慮を要する児童・生徒への対応に追われ,負担感だけが大きく,指導の充実・改善に結びついていないのが実態ではないだろうか。本書では,各小・中学校が,どのようにシステム構築を推進していくことが良いのか分かりやすく解説するとともに,実践事例を12例挙げ,実践事例では児童生徒のプロフィール,学校の合理的配慮,経過,成果と課題,の流れで構成している。(東研研究報告 No.293)
公開日:2018年3月1日
「カリキュラム・マネジメント」(稲葉 秀哉 日本女子大学家政学部児童学科特任教授)、文部科学省情報、地方教育行政、その他の教育情報、教育キーワードなどをコンパクトにまとめてあります。
公開日:2018年1月1日
(東研情報)本誌は,東京教育研究所の小学校・中学校の学校経営に関する最新の教育事情をまとめた情報誌です。今回のテーマは,「人・社会とのつながりを深める学校経営」第2回です。小学校,中学校の実践事例を中心にまとめました。「主体的・対話的で深い学び」のために,自己指導能力を高め,生きた知識・経験を追及する10の取り組みを行った実践,プロジェクトチームをもつ学校経営協議会を組織し,「地域人財」を活かし地域とともにある学校づくりを推進する実践,成長の連続性を重視し,共生社会の実現をめざした実践,本物を伝える人とのつながりをつくり,地域とともに「本物に触れる教育」をつくる実践など,さまざまな工夫と実践を紹介します。
公開日:2018年1月1日
「豊かなスポーツライフの実現を目指して」(村上みな子 帝京大学教職大学院准教授)、文部科学省情報、地方教育行政、その他の教育情報、教育キーワードなどをコンパクトにまとめてあります。
公開日:2017年11月1日
「教員の勤務環境の悪化」について(橋本由愛子 東京教育研究所主任研究員/武蔵野大学講師)、文部科学省情報、地方教育行政、その他の教育情報、教育キーワードなどをコンパクトにまとめてあります。
公開日:2017年9月1日
(東研情報)本誌は,東京教育研究所の小学校・中学校の学校経営に関する最新の教育事情をまとめた情報誌です。今回のテーマは,「人・社会とのつながりを深める学校経営」第1回です。小学校,中学校の実践事例を中心にまとめました。「学校愛」と「協創」をキーワードに家庭・地域・教職員とともに進める学校経営の姿,地域と双方向の連携・協働を通して協働問題解決能力を育成する取組,地域と連動した小中一貫型防災教育の取組,社会に開かれた教育課程の実現に向けて学校教育目標を重点化し,重点教育目標の達成に向けた授業改善を行う姿など,さまざまな工夫と実践を紹介します。
なお今号より、それぞれの実践事例の末尾に「つながりを深める視点」というコラムを設けました。お読みいただいた先生の学校経営にお役に立てれば幸いです。
公開日:2017年9月1日
外国語科の環境整備の充実を!(露木昌仙 東京学芸大学教職大学院 特命教授)、文部科学省情報、地方教育行政、その他の教育情報、教育キーワードなどをコンパクトにまとめてあります。
公開日:2017年7月1日
新しい学習指導要領の実施に向けて(壷内 明 前聖徳大学大学院 教授)、文部科学省情報、地方教育行政、その他の教育情報、教育キーワードなどをコンパクトにまとめてあります。
公開日:2017年6月26日
(東研研究報告 NO.291 特別課題シリーズ 65)『教育法規相談ハンドブック30』(平成26年3月発行)の改訂版で全35事例を掲載。校内外で生じているさまざまな事故や事件,そして教育課題などを首都圏の校長先生を中心にときには副校長,教頭,主幹の先生方に持ち寄っていただき,それを資料とし,それに対し学校はどのように対処していけばよいのかについて,法律的な思考を取り入れた課題解決法を研究した。
※新事例は12事例,コラムは4コラム増,ページ数は20ページ増。全132ページという構成。昨今の教育現場で問題となっている事例を中心に改訂。いじめ,性同一性障害など。