教育新聞、日本教育新聞から注目すべき記事をピックアップし、「文部科学省情報」「地方教育行政情報」「その他の教育情報」に分類して掲載した情報誌です。
最終ページには「教育キーワード」コーナーを設け、紙面から抜き出したキーワードを解説しています。
B5判8ページ,隔月(奇数月)発行
発行 | 1月、3月、5月、7月、9月、11月 |
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対象 | 教育委員会、小学校、中学校、高等学校など |
公開日:2007年11月8日
巻頭言「教科横断的な教育課程 実践的体験学習の確立を」鹿嶋泰好(日本工業大学教授)
平成18年2月13日に中教審が公表した審議経過報告において,これからの教育は「言葉」の重視・「体験」の充実を目指し,「生きる力」が重要であるという考え方に方向変換はないと示唆した。
公開日:2007年8月29日
巻頭言「無用の用」愛甲武(杉並区済美教育センター教育研究担当主任)
数年前まで、東京都には研究員制度というものがあった。毎年、教科領域ごとに、専門的に勉強する教員を募り、一年間で指導内容や指導法を学ぶ研修である。教科領域ごとに30数名の教員であったが、担当の指導主事の先生は寝食を忘れるほど熱心に、指導に当たった。
公開日:2007年6月26日
巻頭言「食事がないがしろにされている」岩﨑永夫(千葉県立衛生短期大学教授)
「私の家にはコンビニ弁当しかないの?」と聞く子に「嫌なら食べなくていい」と冷たく言い放つ母親。この家では母と子の三人暮らし。母は仕事に追われ,食事は専ら買ってきた弁当で済ます。
公開日:2007年4月26日
巻頭言「子は親の後ろ姿を見て育つ」野本キミ子(文教大学教採ゼミ講師)
私の近所には,小学校入学前後の子どもがたくさんいる。そのうちの早樹ちゃんの家は,祖父母がおり,庭が広く,休日ともなると子どもたちが付き添いとともに集まってくる。たちまち子どもや大人の声が響き渡る。
公開日:2007年3月1日
巻頭言「『ならぬことは,ならぬものです』の教え」加藤正克(学校法人竹早学園つつじがおか幼稚園長)
昨年は幼い子が虐待を受けたり殺害されたり,「いじめ」が起因の児童・生徒の自殺,自殺予告の手紙が文部科学大臣に届けられたりするなど,学校現場はもとより教育委員会が対応に追われた1年だった。
公開日:2006年12月26日
巻頭言「指導主事の行動力に期待する」成家亘宏(青山学院大学講師)
最近の学校教育を取り巻く厳しい状況は,それぞれの立場にある者に緊張感を与えている。教育問題は,議会においてもより一層重要な議題として取り上げられるようになった。
公開日:2006年11月2日
巻頭言「ハーンの予言」村越正則(白梅学園大学教授)
ギリシャ生まれ,英国籍のラフカディオ・ハーンが来日したのは,今から100年以上も昔の明治23年のことであった。彼は54歳で生涯を閉じるまで,一度も日本を離れなかった。松江藩士の娘,小泉節子と結婚して自らの姓を「小泉」とし,「出雲の国」の枕詞「八雲立つ…」から名をとって「八雲」とした。
公開日:2006年9月1日
巻頭言「学校教育を活性化するためには」松澤剛(元東京都板橋区教育長)
いま,社会からの要請,環境の変化によって学校教育現場は大きな影響を受けています。 学校教育の基本となる教育基本法の改正案が国会に提出され,学習指導要領の改訂も行われようとしています。
公開日:2006年7月1日
巻頭言「学校の教育力(学校力)を考える」成田秀和(埼玉大学非常勤講師)
昨年10月の中央教育審議会の答申は,学校の改革を強く求めている。その提言のひとつが「学校力」の強化である。以下に,校長として経験したことをふまえて学校力を15か条にまとめてみた。
公開日:2006年5月22日
巻頭言「学校外部評価考察の一考」竹田忠夫(青山学院大学講師)
学校は「外部評価」によって,厳しい眼の中にある。外部評価は,学校教育の質や信頼を高めるねらいがある。この質的な面のとらえ方はどうかを一考してみたい。