教育新聞、日本教育新聞から注目すべき記事をピックアップし、「文部科学省情報」「地方教育行政情報」「その他の教育情報」に分類して掲載した情報誌です。
最終ページには「教育キーワード」コーナーを設け、紙面から抜き出したキーワードを解説しています。
B5判8ページ,隔月(奇数月)発行
発行 | 1月、3月、5月、7月、9月、11月 |
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対象 | 教育委員会、小学校、中学校、高等学校など |
公開日:2009年3月 1日
巻頭言「全国学力・学習状況調査に寄せて」龍口喜子(埼玉大学非常勤講師)
今年も4 月に全国学力・学習状況調査が実施される運びとなり,実施に向けての準備がされている頃である。昨年8 月末に前回の調査結果が公表された。地域によってはその結果をもって,児童生徒の学力を保障していることを示し,保護者や地域の不安にこたえた所もある。
公開日:2009年1月 1日
巻頭言「体験から何を学ぶのか!!」鹿嶋泰好(日本工業大学講師)
先日,ある小学校3 年生の「ものづくり学習」授業参観の機会を得た。学習課題は「いろいろな形のUFOを校庭で飛ばそう」,学習のねらいは「より遠くへ飛ばすにはどのような工夫が必要か探究する」である。
公開日:2008年11月27日
巻頭言「覚醒-ある学校保健委員会-」竹田忠夫(元青山学院大学講師)
過日,ある学校の学校保健委員会の依頼を受けて「ゲーム脳と子ども」の話をする機会があった。その折,校医の話も傾聴できたのである。
公開日:2008年10月30日
巻頭言「花まる先生」愛甲武(杉並区立済美教育センター教育調査研究担当主任)
朝日新聞の土曜日の夕刊に,シリーズで「花まる先生―公開授業」というタイトルで教室風景の写真とともに,先生と子ども達が一緒になって授業を進めている記事が載る。国語や算数のみではなく,音楽や図工など,いろいろな教科で全国各地の花まる先生が登場し,子ども達を夢中にさせる。
公開日:2008年6月26日
巻頭言「『学びの総合マネージメント』を」村越正則(白梅学園大学教授)
ほぼ3 年がかりで審議・検討されてきた新学習指導要領が,改訂教育基本法の趣旨のもとに多少の修正が加えられ,去る3 月28 日に告示された。その後,移行措置の全容がすでに明らかにされている。
公開日:2008年4月30日
巻頭言「携帯電話と子どもの人格形成との相関関係」松澤剛(元東京都板橋区教育長)
麻布台学校教育研究所の調査によると,携帯電話の使用回数と子どもの人格形成に高い相関関係があることが報告されています。例えば,小学生女子では,携帯電話の使用回数が多い者ほど自分を幸せと思わない者の割合が高く,クラスの友達とのつながりに距離があることが報告されています。
公開日:2008年3月 3日
巻頭言「総合学習の行方」成田秀和(埼玉大学非常勤講師)
平成19年度に入学した学生に,総合的な学習の時間(以下,総合学習)の授業を受けた経験を聞いてみて驚いた。無いと答えた学生がわずかだがいたのである。
公開日:2008年1月 7日
巻頭言「道徳授業の波紋」竹田忠夫(前青山学院大学講師)
今日,国を挙げて道徳的な価値を内面的に自覚させようとする動きが活発である。規範意識や奉仕の精神などを育むことが問われ,道徳の時間に対する関心は高い。道徳の授業は,子ども自身が実生活を確かにする営みのためや,実社会で他者と豊かにかかわり,集団に参画してよりよく生き抜く等々のためにある。
公開日:2007年11月 8日
巻頭言「教科横断的な教育課程 実践的体験学習の確立を」鹿嶋泰好(日本工業大学教授)
平成18年2月13日に中教審が公表した審議経過報告において,これからの教育は「言葉」の重視・「体験」の充実を目指し,「生きる力」が重要であるという考え方に方向変換はないと示唆した。
公開日:2007年8月29日
巻頭言「無用の用」愛甲武(杉並区済美教育センター教育研究担当主任)
数年前まで、東京都には研究員制度というものがあった。毎年、教科領域ごとに、専門的に勉強する教員を募り、一年間で指導内容や指導法を学ぶ研修である。教科領域ごとに30数名の教員であったが、担当の指導主事の先生は寝食を忘れるほど熱心に、指導に当たった。