奨学金事業
しょうがくきんじぎょう
奨学金事業は,教育の機会均等と人材の育成を目的とした教育施策の一つである。独立行政法人日本学生支援機構(旧日本育英会)が学ぶ意欲と能力のある学生が,経済的に心配することなく安心して学べるよう,希望する学生に対して奨学金として支援してきており,毎年その充実が図られている。
これまで同機構が実施してきた高等学校と専修学校高等課程に係わる奨学金事業については,平成17年度以降の入学者から都道府県に移管することとされており,4.1万人の対象者に91億円の経費を当てて,確実に事業が実施できるように措置が取られている。事業全体では,学生103.4万人に対して7,510億円の規模となっている。