８２号（２０１８年７月）掲載

　これは，大人と子供が向き合い，休み方改革を進めるために，内閣府が検討を進める会議である。首相官邸のホームページによれば，「大人と子供が向き合う時間を確保するため，地域ごとに『キッズウィーク』を設定し，学校休業日の分散化，有給休暇取得の促進，休日における多様な活動機会の確保の取組を官民一体として推進することを目的として…」と記されている。
　具体的には，地域ごとに新たに「キッズウィーク」を設定し，大人と子供が一緒にまとまった休日を過ごす機会を創出することなどが考えられている。例えば，夏季休業日を短縮し，親子で一緒に月曜日から金曜日までを休み，９連休にすることなどが挙げられている。これは，１億総活躍社会の実現に向け，働き方改革と表裏一体のものとして進めることとされている。豊かな人生を送り，子供たちの豊かな心や人間性を育むためにも極めて有意義な方策だと考えられている。