７８号（２０１７年１１月）掲載

　スマートスクールは，文科省の「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」によって話題にされた。最終まとめには，「～一人一台のコンピュータ環境や堅牢な校務支援システムのもとで，学習記録データ等を蓄積・分析し，意思決定するなど，授業・学習支援システムと校務支援システムの連携運用を図っていくようなモデル」と定義されている。
　本事業によって，学校現場において多様なデータを安全で効率的・効果的に利活用できる基盤を構築することにより，.児童生徒の学習指導や学校経営の質的な向上，.校内の諸業務の効率化や事務負担の軽減，.システムのコストの軽減，などの効果を期待している。