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あくてぃぶらーにんぐ
アクティブ・ラーニングとは,教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり,学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称である。もともと,中教審の大学教育改革の議論の中で取り上げられた言葉である。日本語では単に「能動的学習」といわれることもある。具体的には,発見学習,問題解決学習,体験学習,調査学習等が含まれるが,教室内でのグループ・ディスカッション,ディベート,グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法とされている。
これが次期教育課程の改訂のための基本的な考え方の1つとして位置づけられ,中教審の教育課程部会で目下審議・検討中である。文科省は義務教育段階も含めて,平成27年度にこのアクティブ・ラーニングなどの新しい教育指導法を探る「次世代型教育推進センター」を新設する意向である。