スクール・コンプライアンス研修
すくーるこんぷらいあんすけんしゅう
コンプライアンス(Compliance)とは,法令遵守または法令を尊重して守ろうとする精神を指す言葉である。一般企業ではこれを基盤として,はじめて世間の信用が獲得されるといわれる。したがって,経営者には,これを念頭に置いた経営姿勢が問われることとなる。スクール・コンプライアンスとは,その学校版である。
学校には,教職員の法律を逸脱した様々な不祥事が多発しがちである。すなわち,教職員の交通事故,体罰行為,わいせつ行為,成績などの個人情報の流出,公費の無断使用などが新聞の紙面を賑わすことがある。スクール・コンプライアンス研修は,これらの行為を未然に防ぐためのもので,教職員の社会的責任を認識し,教職の倫理に則った行動をとり,それによって保護者や地域住民の信頼に応えることを目的として行われる研修である。