フューチャースクール推進事業・教育クラウド・協働教育
ふゅーちゃーすくーるすいしんじぎょう・きょういくくらうど・きょうどうきょういく
フューチャースクールとは文字通り「未来の学校」の意であるが,それは,電算機を介してさまざまな情報機能を備えた学校としてイメージ化されている。具体的には,学校が必要とする教育ソフトや教材,教材研究に必要な情報,ワークシートやテスト問題など,子どもたちの学習に必要な情報などが「教育クラウド」とよばれる仲介者によって提供される高度なネットワークシステムを備えた学校である。つまり,子どもたちの教育は学校だけではなく,このシステムによって様々な機関との関わりを通して「協働教育」を実現していこうとするのが「フューチャースクール推進事業」である。
日本のICT教育は,世界的にみて遅れをとっており,アジアではシンガポールや韓国が先行しているといわれている。総務省は,この夏に全国で小学校10 校の研究校を指定した。