研究報告書を紹介しています。
公開日:2022年3月23日
本委員会では、昨年度「育成する資質・能力を明確にした国語科授業づくり ─児童に学びの実感をもたせるために─」をテーマにして研究に取り組んだ。今年度は「学びの実感をもたせる国語科授業づくり」を研究主題に、「個別最適な学びと協働的な学びの実現を目指して」を副主題に設定し、令和3年中教審答申の内容を踏まえ、昨年度の成果を基にさらに研究を深めていくこととした。また、「読むこと」に加えて昨年度取り上げなかった「話すこと・聞くこと」、「書くこと」にも研究領域を広げることとした。さらに、1人1台のタブレット端末が整備されたことを受けて、その有効活用を図ることとした。
公開日:2021年4月27日
国語科においては,指導内容について,これまでの3領域1事項の枠組みから,三つの柱による整理へと捉え直すとともに,育成する資質・能力を明確にすることが求められている。しかしながら,これまでの実践の中には,単元を通して,あるいは1単位時間の授業の中で育成すべき資質・能力が明確に捉えられていない状況が散見される。これは,学ぶ対象である「国語」が,ほとんどの児童にとって,自然習得されてきた母語であることに起因するものと考える。そこで,なんとなく読み,書き,聞き,話すことによって学習活動が行われ,学びの手ごたえを実感することが少なかったのではないか。つまり,児童にとって「学習内容」が具体的にイメージできないことが多いということだ。言い換えると,教師が児童に「学習内容」を意識させることができていないということである。その原因として,教師が「指導内容」を明確に捉えていないこともあるのではないか。国語科の指導において新学習指導要領で求められる主体的,対話的で深い学びを実現するためには,上記の課題を解決することが必要と考え,本研究主題を設定した。(東研研究報告 No.333)
公開日:2019年1月 7日
「小学校国語科における資質・能力の育成について」というテーマで,理論と小学校の実践事例を紹介します。実践事例は,1年生で学習する「大きなかぶ」を取り上げます。
公開日:2018年3月28日
新しい学習指導要領においては「主体的・対話的で深い学び」を実現する授業改善の充実が求められている。本冊子では授業展開のポイントを掲げ,実践事例を7事例取り上げた。東研・特別課題シリーズ70(No.298)東京教育研究所
公開日:2014年1月14日
本書では,書くことの授業改善の視点を明示するとともに取材力・構成力の指導の改善について提案しました。また,収録した実践事例(4編)は,いずれも子どもたちの実態を的確にとらえ,日常の実践を改善工夫し成果を挙げたものです。
公開日:2013年10月23日
東研情報 2013年9月27日発行。小学校国語科の実践事例や最新の教科情報をご紹介します。
公開日:2013年10月21日
東研情報 2013年3月5日発行。小学校国語科の実践事例や最新の教科情報をご紹介します。
公開日:2013年10月19日
東研情報 2012年11月30日発行。小学校国語科の実践事例や最新の教科情報をご紹介します。
公開日:2013年9月11日
本書では,「単元を貫く言語活動」という基本理念を検討し,今,現場でそのことで悩んでいる先生方の問題点を明らかにし,そこから実践上の解決策を導き出し,「教科書を用いた学習指導の改善の方向」を提案しました。12教材を扱い、単元を貫いた調べ学習や読書活動や複合単元などを設定した実生活での活用に重きをおいた言語活動単元とともに,「コンパクトな言語活動×しっかりとした読み」が想定される二つのタイプの言語活動単元の提案を行いました。
公開日:2012年12月 4日
東京教育研究所関西分室からの実践報告です。伝統的な言語文化の指導を求めて授業づくり、物語のもつ構造を,比べ読みにより捉えさせる取り組み、伝統的な言語文化に親しむ子どもを育てる、国語科における言語活動の充実とは何か、「全国学力・学習状況調査」の求める国語科授業づくり、授業実践の中でのヒント、国語科授業の基礎知識Q&Aなどについて紹介します。