研究報告書を紹介しています。
公開日:2026年3月30日
1人1台端末やクラウド環境といったデジタル学習基盤を活かした授業改善は重要なテーマであり、各地で様々な実践が試みられている。また、中央教育審議会答申が示す「令和の日本型学校教育」の実現へ向けて、個別最適な学びや協働的な学びの一体的な充実を目指した授業実践が各地で展開されている。
学習者主体の学びには教師の意図的な授業デザインが欠かせず、特に児童生徒に対して教師がどのようなフィードバックを与えるか、児童生徒同士が互いにどのようにフィードバックを与え合うかは学びの深まりにも直結する重要な視点である。
本研究では、どのような場面やタイミングでフィードバックを行うことが有効なのか、どのような手段を用いることが効果的なのかについて事例を基に検討することとした。現職の小・中学校の教員6名に研究員を委嘱し、研究目的を達成するためのテーマを各自が設定してフィードバックの工夫および授業デザインを行った。(東研研究報告 No.379)
公開日:2026年3月23日
本誌は,学習者用デジタル教科書の活用を中心としたICT活用に関する最新の情報についてまとめた情報誌です。2025年度より、タイトルを「GIGAスクール構想第2期を迎えて」とし、構成も一部変更しました。
タイトル変更後第3号となる今号では、大城 智紀先生(沖縄県中頭郡嘉手納町教育委員会教育指導課 主幹)による巻頭言に続いて、教科書内デジタルコンテンツ等を活用した授業記録(中学校道徳・中学校技術)、小学校社会の自由進度学習において、学習者用デジタル教科書を効果的に活用した実践事例、情報活用能力の今(「シンブリオバトルプログラム」、SDGsから考える情報活用能力の在り方)、コグトレオンライン活用の今、海外の日本人学校におけるICT活用紹介と、多彩な情報を掲載しています。
公開日:2025年3月24日
外国人児童は乳幼児期から日本語母語話者と比較し、母語も第二言語である日本語も習得に不利な状況にある。しかし、言語能力はあらゆる学習の基礎であり、人格形成にも大きな影響を及ぼすことが指摘されている。特に話し言葉から書き言葉、生活言語から学習言語への移行期は母語話者においても難しさがあるが、外国人児童においては特につまずきやすい。
そこで本研究では,乳児期の語彙獲得や言語感覚、幼児期の集団の中での話し言葉、小学校での学習言語への移行、中学校でのより抽象的な概念の理解と将来への見通しといった保幼小中それぞれの時期の言葉の育ちの特徴と、その言葉の力を伸ばす外国人児童のための連続性ある日本語指導の在り方について事例を通して検討する。(東研研究報告 No.368)
公開日:2024年11月25日
「話す力」は、人と人との関係性を築くうえでの鍵となるものです。日本人の大人にコミュニケーションの得意度を問うと、聞くことについては「自信がある」と答える人が多い一方で、人前で話すことが苦手と答える大人は7割に上ります。今、多くの日本人が仕事をするうえで苦労しているのが、この「話す力」なのです。
この冊子では、私たちアルバ・エデュが全国で提供してきた教員研修や「話す力」の授業の一端をご紹介します。また加えて、小中学校の現場で先生方が実践された事例もご案内します。先生方のご経験や試みが、「話す力」を身につける手助けとなる実例として、読者の皆様にとり貴重な指南となるのではないかと思います。
公開日:2024年1月29日
GIGAスクール構想により、1人1台端末と高速ネットワークが学校に整備された。2020年からの2年間は、いかに端末に慣れるか、授業にどう取り入れるのか、などが話題の中心であった。しかし今後は、これらの環境を活用して、いかに学習者中心の学びを作っていくかが重要となる。一方で、学習者主体の学びは教師のこれまでの授業観を変容させる必要もあり、難しさが伴うことが指摘されている。また、デジタル教科書やクラウドツールなど、新たな学習リソースが活用できるなかでこれらを取り入れた学びをどのようにデザインしていけばよいのかについての知見は十分ではない。そこで、我々は、研究者と現場教員とで研究チームを組織し、これまでの授業の課題点を洗い出し、その課題点に対する改善策を具体的な授業デザインの形で提案することとした(6事例)。また、実践を通じた評価を行い、授業デザインの有効性を示すことを試みた。(東研研究報告 No.363)
公開日:2021年1月1日
本誌は,東京教育研究所 東北分室の教育情報誌で,地域の教育実践などをご紹介します。今回は,「ICT 利活用」というテーマで,東北学院大学文学部教授 稲垣 忠先生と福島県郡山市立芳山小学校の小林 勇二先生から寄稿していただきました。稲垣先生からは,かつて提唱された個別の学びに寄り添うCAI(Computer Assisted Instruction),思考を拡張するためのノートサイズのコンピュータ「Dynabook 構想」,多様な人との関わりあいによる学びCSCL(Computer Supported Collaborative Learning)の3つの活用について,考察をまとめていただきました。そして,小林先生からは,コロナ禍におけるリモートワークを活かした授業実践例を紹介していただきました。タブレット端末を活用した小学校社会科の実践事例「社会科におけるタブレット端末を活用した授業」です。
公開日:2017年3月14日
アクティブ・ラーニングは、平成27年の「論点整理」を基点として、学修者の能動的な学修を促す学習方法の視点から「主体的・対話的で深い学び」を実現する視点へと進化した。学びが能動的であるだけではなく、「深い学び」が実現しているかどうかという学びの質が問われるようになった。このことは、学びとは何かを考える上で極めて重要である。本誌で紹介した事例を参考に、今後の「主体的・対話的で深い学び」のモデル作成の手掛かりとなれば幸いである。(東研研究報告 No.286)
公開日:2014年3月20日
社会科の基礎的・基本的な指導方法は,次の4点に大別できる。
ア,資料活用に関する指導法
イ,見学,観察,体験的な活動に関する指導法
ウ,話し合い活動に関する指導法
エ,表現に関する指導法
4点は更に細かな指導方法に細分化される。これらの中から年間1 テーマを設定
し,具体的かつ効果的な指導法の解明に取り組んでいく。
これまで取り組んできたテーマは,
①平成22年度 「写真資料」の活用法(5事例)
②平成23年度 「グラフなどの統計資料」の活用法(6事例)
③平成24年度 「地図資料」の活用法(6事例)
今年度は「新聞づくり」の指導法として六つの事例を取り上げることとした。(東研研究報告 No.258)
公開日:2013年3月7日
東研研究報告 No. 245 特別課題シリーズ27,2013年3月発行。本研究は,社会科の基礎的・基本的な指導方法について,一昨年の「写真資料」の活用法,昨年の「グラフなどの統計資料」の活用法に続き,今年度は「地図資料」の活用法として6つの事例を取り上げました。
公開日:2012年3月8日
東研研究報告NO.237・特別課題シリーズ21,社会科の基礎的・基本的な指導方法は,次の4点に大別できる。
ア,資料活用に関する指導法
イ,見学,観察,体験的な活動に関する指導法
ウ,話し合い活動に関する指導法
エ,表現に関する指導法
4点は更に細かな指導方法に細分化される。これらの中から年間1テーマを設定し,具体的かつ効果的な指導法の解明に取り組んでいく。