研究報告書を紹介しています。
公開日:2019年3月31日
「深い学び」は,「1 単位時間の授業の中ですべてが実現されるものではない。」とされる。今後,単元などの内容や時間のまとまりの中での「深い学び」の姿を明らかにするとともに,単元を通した指導のあり方についての研究が必要となる。また,「深い学び」と考える教材の価値や本質とは何か,児童生徒の実態や興味・関心とをどのようにつなぎ指導するか,児童生徒が「深い学び」を実感できる評価はどのようにしたらよいかなどの研究が求められる。本冊子が「深い学び」の姿や指導のあり方についての研究の契機となり,各校等での研究の一助となれば幸いである。(東研研究報告No.312)
公開日:2018年4月9日
本研究では「主体的・対話的で深い学び」を実現する算数・数学の授業改善を主題に設定し,特に「深い学び」の姿を明らかにし,その変容を求める指導の在り方について考察した。本冊子では算数4事例,数学3事例を取り上げている。各校等での研究の一助になれば幸いである。
公開日:2017年3月22日
本冊子は, (視点1) 実態調査や意識調査などの実施による把握、(視点2) 授業の疑問や感想,自己評価などの記録による把握、(視点3) 誤答傾向やその背景となる実態の把握、(視点4) 問題(課題)やその提示を工夫して生かす、(視点5) 評価規準の設定および予想される子どもの反応と教師の手立てを明確にして生かす、(視点6) 教師の発問や練り上げの場を工夫して生かす、(視点7) 算数的活動・数学的活動を工夫して生かす、の7つの視点から実践のテーマを策定,本年度は扱う領域を算数科「数量関係」,数学科「関数」とし,小学校3編,中学校2編の事例をまとめたものである。(東研研究報告 No.288)
公開日:2016年3月29日
本冊子は,(視点1) 実態調査や意識調査などの実施による把握,(視点2) 授業の疑問や感想,自己評価などの記録による把握,(視点3) 誤答傾向やその背景となる実態の把握,(視点4) 問題(課題)やその提示を工夫して生かす,(視点5) 評価規準の設定および予想される子どもの反応と教師の手立てを明確にして生かす,(視点6) 教師の発問や練り上げの場を工夫して生かす,(視点7) 算数的活動・数学的活動を工夫して生かす,の7つの視点から実践のテーマを策定し,小学校4編,中学校3編の事例 をまとめた。(東研研究報告 No.279)
公開日:2015年4月6日
本冊子は,2014年に発行した「東研研究報告 № 259」を受けたものです。本年度は引き続き,「算数・数学科の授業改善-子どもの考えを生かした学習指導-」を研究テーマとして,実践事例の領域を,算数科は「数と計算」,数学科は「図形」に焦点をあててまとめました。(東研研究報告 No.270)
公開日:2014年4月1日
これまで取り組んできたテーマは,○小中連携の視点に立った算数指導事例集-3(比例の活用編),○小学校算数 小中連携の視点に立った算数指導事例集-2(図形編),○小学校算数 小中連携の視点に立った算数指導事例集。今回は,算数の学習を,子ども側の視点に立てば今まで学んで分かった内容や考えを活用したり発展させたりして新しい内容を作り出していく学習ととらえ,単に分かったという表面的な理解ではなく,活用可能な本質的な理解まで高めていく指導について取り上げる。(東研研究報告 No.260)
公開日:2014年3月21日
各実践事例は,各4ページ構成で内容は以下のとおりである。
○1ページ目は「実践事例の概要」を簡潔にまとめている。
・ 特に,3「学習指導の工夫1」(必要に応じて4「学習指導の工夫2」)で,事例テーマにかかわる視点をもとに,本時の内容を説明している。
○2ページ目は事例の内容にかかわる資料などを詳しくまとめている。
○3,4ページ目は「本時の展開の概要」をまとめている。
・ 特に,「教師の主な発問と子どもの反応」を,見やすくまとめている。
最後に板書例をもとに,授業の展開を概観できるようにした。(東研研究報告 No.259)
公開日:2013年3月27日
東研研究報告No.248(特別課題シリーズ30)東京教育研究所2013年3月発行。本年度の研究テーマは「比例」を取り上げました。「比例の考え」は小学校・中学校を通して問題解決等に用いられる重要な考え方です。今回の「小学校学習指導要領」の改訂では第5学年から指導されるようになり,第6学年には「反比例」の内容が加わってきました。本資料は,比例に関する指導事例をまとめたものです。本指導事例は,東京書籍算数教科書の問題を本事例の課題として用いています。
公開日:2013年1月1日
東研研究報告No.242(特別課題シリーズ26)東京教育研究所 研究開発部会算数数学教育研究会2012年12月発行。本研究では特に,小学校と中学校の算数・数学の教育課程に着目し,「統計学習」の一連の流れを実証的に考察 することを目指した。新たに中学校数学に新設された領域『D 資料の活用』では,「目的に応じて資料を収集し て整理し,その資料の傾向を読み取る能力を培う」ことをその目標としている。統計的探究プロセスに照 らし合わせて考えるなら,「とらえる,あつめる,まとめる,よみとる」に相当するものであるが,本研究では 更に「いかす」ことにも焦点をあてて研究を進めている。
公開日:2012年3月22日
東研研究報告238 特別課題シリーズ22,本指導事例は,小・中学校に関連の深い内容を洗い出し,それらの内容について,小学校における「指導の仕方や考え方」が分かりやすいようにまとめていくことを企画して進めました。子どもたちが小学校算数から中学校数学に向かって,スムーズに進めるように意図して作成しました。東研研究報告No.238(特別課題シリーズ22)。