研究報告書を紹介しています。
公開日:2018年3月12日
平成30年度から「特別の教科 道徳」が始まるが,各小・中学校においては,望ましい道徳科の授業の指導や授業展開のあり方を十分に理解する必要がある。さらに,小・中学校の連携や小・中一貫教育の推進が全国的に広がりを見せているなか,道徳科の授業においても,小・中学校の9年間を見通したうえでの連携を図ることが求められている。本書においては,平成27年に告示された小・中学校学習指導要領一部改正から平成29年3月に告示された新学習指導要領への変更点を解説し,さらに,「特別の教科 道徳」の取組(「考え,議論する道徳」,評価の在り方,現代的な課題の取り扱い)について解説している。そして,小学校(低学年・中学年・高学年)と中学校のそれぞれに,いじめ問題の事例,問題解決的な事例を通して,どのように考え,議論する道徳の授業を進めるかがわかる実践事例を掲載している。(東研研究報告 No.292)
公開日:2016年3月7日
本冊子では、主に若手の先生方を対象として、「道徳の教科化」が進められてきた経緯や、新たに示された「特別の教科 道徳」(道徳科)に関わる小学校及び中学校の学習指導要領一部改正のポイントを分かりやすく解説しています。また、道徳科の授業を行う上で基礎・基本となる指導のポイントを分かりやすく解説するとともに、実際に授業を展開する際に役立つ実践の提案も、小学校から中学校の9年間を見通して、各学年1事例ずつ合計9事例を掲載しています。さらに、小学校から中学校の9年間における児童生徒の発達段階を踏まえ、各学年に応じた道徳科の授業の工夫についても、理解しやすくなるように構成しています。
公開日:2015年3月9日
本研究報告書は中央教育審議会答申を加味して作成していますが,その主な特色は以下のとおりです。
①新しい道徳教育の創造,「特別の教科 道徳」(仮称)提言の趣旨と「私たちの道徳」の特色・活用の紹介。
②道徳教育推進の方策として,校長の実践心得,道徳教育推進教師の実践心得(チェックリスト付き)を掲載。
③「道徳の時間」年間指導計画・評価の工夫:副読本(東京書籍版など)との効果的な併用の考え方を紹介。
④小学校各学年の「道徳学習の指導展開例」を紹介。
⑤中央教育審議会答申「道徳に係る教育課程の改善等について」の概略を掲載。
(東研研究報告№262,特別課題シリーズ42)
公開日:2013年3月14日
本書は,「三・一一を忘れない」という立場から,被災後,岩手県山田町立山田南小学校が,地域社会との関わりの中でどのような歩みをしてきたかを,インタビューにより跡付けることから始めた。地震・津波災害への取り組みとして,南海・東海地震や大都会の直下型地震に備える三例を取り上げたのは,同じ災害でも状況や被害の様子は地域によって大きく異なり,適切な対応が求められるからである。このことは,台風・洪水,火山の噴火などによる自然災害,各種の人災についても同様であろう。(あとがきより)
公開日:2003年3月18日
東研研究報告No.199 特別課題シリーズ3。「子ども一人一人の学力を保障するために」をサブテーマに,教科主任に求められる資質や役割を中心にまとめました。