研究報告書を紹介しています。
公開日:2024年1月29日
本委員会は理科学習の重要な要素である「観察、実験」を中心に、研究テーマを“「あれ?」につながる授業のツボ~観察、実験を通した授業の工夫~”と設定した。学びの広がりにつながる「新たな課題の気づき」を、本研究では「あれ?」という言葉に着目し、理科学習の在り方についての研究という視点を大切にしている。教師には、「~しなさい」などという指示形式もあるが、「~はどう?」などという自然な形での発問形式で行われる場合も多く見られる。この発問形式の働きかけを中心として、① 授業設計のツボ、② 観察、実験方法のツボ、③ 発問の仕方のツボ、④ まとめ方のツボの4点の視点から、学びの広がりにつながる「新たな課題の気づき」に着目した研究を進めた。今年度は小学校3事例、中等教育学校1事例の4つの事例を基に、小学校では「見通しをもった観察、実験の展開」、中等教育学校では「批判的思考」を研究実践のテーマとしている。本研究が、一人でも多くの方々にとって、子供の「あれ?」から「そうか!」と納得を導くための観察、実験を通した授業の工夫のためのヒントや参考となれば幸いである。(東研研究報告 No.361)
公開日:2013年4月26日
東研研究報告No.250(特別課題シリーズ32)東京教育研究所2013年4月発行。 本資料は,評価指標を用いた評価に加えて,児童生徒の理解 の自覚化(メタ認知)を踏まえた指導と評価をどの実践事例にも取り入れたところが特徴。また,メタ認知については,実践事例研究とは別に稿を設 け,その理論と学習への利用の仕方などについて詳細に述べてある。
公開日:2012年4月17日
東研研究報告No.240(特別課題シリーズ24)東京教育研究所 研究開発部会 指導と評価研究委員会2012年4月発行。今年度は小・中学校の理科・生活科に教科を限定し,科学的思考力や表現力を育成することを目的に,授業の形成的評価を指導に生かす実践事例研究を行った。ルーブリック評価に加えて,児童生徒の理解の自覚化(メタ認知)を評価に取り入れた実践事例もあることが今年度の特徴。
公開日:2011年4月25日
東研研究報告234 特別課題シリーズ20、「理科教育の充実に向けて -小・中の系統性(粒子・生命・エネルギー)を踏まえた指導の研究-」(東京教育研究所2011年4月発行)。本研究は,「粒子」「生命」「エネルギー」の見方や概念の育成を図るため、小・中学校の内容の系統性を踏まえた教授方法の検討をしました。本報告を各学校の授業づくりに活用していただき,21世紀を生きる児童・生徒の資質や能力の育成に取り組んでいただくことを念願しています。
公開日:2010年5月20日
東研研究報告NO.226・特別課題シリーズ14、2010年4月号より。新しい教育課程における学習評価・評定についてルーブリックを用いた評価について算数,理科と音楽,図画工作の評価の違いについて小学校算数における論理的思考力・表現力を育成するための小学校算数における論理的思考力を育成するための評価の事例小学校理科における科学的思考力を育成するための評価の事例小学校理科における科学的思考力・表現力を育成するためのルーブリック評価の事例中学校数学のレポート課題におけるルーブリック評価の事例国際バカロレア機構(IBO)における評価学習評価の観点小学校学習評価の観点中学校
公開日:2010年4月15日
東研研究報告No.225 特別課題シリーズ13、「理数教育の充実に向けて」
理科編 : 「生命」の系統的な指導を考える
算数・数学編 : 「図形」の系統的な指導を考える
公開日:2009年5月12日
東研研究報告No.220 特別課題シリーズ10「理数教育の充実に向けて-小・中の系統性を踏まえた指導の研究-」より
理科編 : 「粒子」の見方や概念から系統的な指導を考える
算数・数学編 : 「文字式」の系統的な指導を考える(研究開発部会・理数教育研究会 平成20年度研究報告)