研究報告書を紹介しています。
公開日:2020年4月2日
今回改訂された小・中学校の学習指導要領では,共生の視点を踏まえた指導内容を示すことや個々の生徒の学習の困難さに応じた配慮例が示されるなど,内容の取扱いの改善策が明示されている。本研究において,インクルーシブ教育の理論を整理し,インクルーシブ体育の具体的実践に結びつけるための様々な実践事例を提示した。教師一人一人の意識・行動改革を促し,障害のある子供たちとない子供たちが共に楽しく学び合える授業づくりに役立てていただきたい。(東研研究報告 No. 321)
公開日:2019年3月30日
本研究では新学習指導要領の趣旨に沿って,新たな体育の方向性を示すとともに,日々の体育の授業において,子供たちが「楽しく学び,次の時間を楽しみにする」ように授業が終わることを期待して,「誰もが待ち望み楽しみにするような体育の授業」の指導の在り方について追究していくこととする。また,若手教員が多くなった実態を踏まえ,体育の指導者のさらなる指導力向上を願って,体育指導の基本的な指導スキルや情報など,資料の提供をしていきたい。(東研研究報告書No.311)
公開日:2018年3月30日
子供たちの保健学習に対する意識調査では,健康の大切さは理解しているが保健学習に対する関心は低い状況である。本研究では主体的に「楽しく学ぶ」保健学習の在り方や育成すべき健康・安全に関する実践力を自ら生活に「かしこく生かす」ことを取り上げた。小学校・中学校それぞれ年間指導計画や実践事例を示した。東研・特別シリーズ72(No.300)