研究報告書を紹介しています。
公開日:2022年5月9日
本誌は、東京教育研究所 東北分室の教育情報誌で、地域の教育実践などをご紹介します。今回は、2021年1月号、および2022年1月号に続き、「ICT 利活用」というテーマの第三弾です。最初に、大阪教育大学特任准教授の小林翔先生に「『学びを体感!!』学習者用デジタル教科書×英語教育」と題し、学習者用デジタル教科書を活用した多様な学びについて綴っていただきました。加えて、小学校実践事例として、宮城県岩沼市立岩沼西小学校教諭 阿部久李先生からデジタル教科書を使った小学校英語の授業実践を紹介していただきました。
公開日:2022年3月30日
小学校において新学習指導要領が全面実施となり英語が教科化された。そして令和3年度、全国の小・中学校の児童・生徒に端末が国より貸与され、GIGAスクール構想がスタートした。「端末を授業のどの場面で活用するか」「どのような効果があるのか」「英語の指導だけでも大変なのにさらにパソコンの指導など無理」など、多くの学校現場の先生方は不安を感じている。1人1台端末の活用は、英語・外国語活動学習初期段階の小学生のほうがより効果が期待できる。楽しく英語を学び、音声を中心とした英語を用いてのコミュニケーションを図る素地を育成するために、端末は画期的な学習道具である。小学校での1人1台端末の活用に焦点を当て、どのような効果が期待できるか、これまでの授業のどこが変わるかという観点から本研究テーマを設定した。(東研研究報告 No.342)
公開日:2021年4月14日
令和2年度より小学校において新学習指導要領が全面実施となり,令和3年度には中学校において新学習指導要領が全面実施となるが,中学校では小学校でどのように英語の授業が進められ,新入生が英語をどの程度身に付けているか,などを十分に把握しないまま授業を進めていることが多い。中学校の英語指導教員は,小学校での既習事項を踏まえたうえでの指導が必要である。研究テーマに基づき以下の3点を中心に本研究を進めていくことにした。(1)小学校での英語学習をどのようにして中学校へ効果的につなげていくか(2)中学校において小学校での既習事項をどのように定着・発展させるか(3)ICT機器を効果的に使った授業 小学校と中学校での日々の授業実践やICT機器の活用,授業を通しての児童・生徒の変容を中心に小学校2校,中学校2校の実践を紹介した。(東研研究報告 No.331)
公開日:2019年9月2日
「中学校英語科における小中連携を重視した指導」というテーマで,理論と実践の1事例を紹介します。実践では,宮城県白石市内の小・中共通指導内容を「ホワイトスタンダード」として作成し,小・中の学びの連続性を意識した1年生の授業実践を紹介します。授業は、三人称単数現在形を学習する単元で複数の単元(1年Unit 6 ,7、8)を通して取り組みました。
公開日:2019年5月1日
「小学校外国語科における資質・能力の育成について」というテーマで,特に小学校英語における 「書く」活動について,理論と小学校の実践事例を紹介します。実践事例は,「読むこと」「話すこと」「書くこと」の互いが,総合的な学びになった5年生での実践「What do you want?」~秋田をまるごと食べよう~を紹介します。
公開日:2018年9月1日
「小学校 外国語科の指導と評価について」というテーマで、理論と小学校の実践事例を紹介します。
公開日:2018年3月19日
若い先生方に読んでいただきたいと思って授業改善ヒント集を作成し続けてきたが,その第5集である。 第4集では「朝の会」や「帰りの会」といった一見授業に関わりのなさそうに見える内容やモジュール学習も取り上げた。第5集はさらに目次をカテゴリーで分け,小道徳,英語の事例も取り入れた。東研・特別課題シリーズ68(No.296)東京教育研究所
公開日:2017年9月7日
「小学校 外国語活動 外国語科の実施に向けて」として、新学習指導要領のポイントおよび外国語教育強化地域拠点事業研究指定校の実践事例を紹介します。
公開日:2017年3月14日
アクティブ・ラーニングは、平成27年の「論点整理」を基点として、学修者の能動的な学修を促す学習方法の視点から「主体的・対話的で深い学び」を実現する視点へと進化した。学びが能動的であるだけではなく、「深い学び」が実現しているかどうかという学びの質が問われるようになった。このことは、学びとは何かを考える上で極めて重要である。本誌で紹介した事例を参考に、今後の「主体的・対話的で深い学び」のモデル作成の手掛かりとなれば幸いである。(東研研究報告 No.286)