研究報告書を紹介しています。
公開日:2021年4月14日
令和2年度より小学校において新学習指導要領が全面実施となり,令和3年度には中学校において新学習指導要領が全面実施となるが,中学校では小学校でどのように英語の授業が進められ,新入生が英語をどの程度身に付けているか,などを十分に把握しないまま授業を進めていることが多い。中学校の英語指導教員は,小学校での既習事項を踏まえたうえでの指導が必要である。研究テーマに基づき以下の3点を中心に本研究を進めていくことにした。(1)小学校での英語学習をどのようにして中学校へ効果的につなげていくか(2)中学校において小学校での既習事項をどのように定着・発展させるか(3)ICT機器を効果的に使った授業 小学校と中学校での日々の授業実践やICT機器の活用,授業を通しての児童・生徒の変容を中心に小学校2校,中学校2校の実践を紹介した。(東研研究報告 No.331)
公開日:2020年4月28日
本誌は,東京教育研究所 東北分室の教育情報誌で,地域の教育実践などをご紹介します。今回は,「中学校英語科『これからの英語はこう変わる』」というテーマで,文教大学教授の阿野幸一先生と宮城教育大学附属中学校の海野康太先生から寄稿していただきました。阿野幸一先生からは,小学校で教科としての英語の授業を受けてきた子供たちを,今後,中学校ではどのように迎え入れ,小学校からのバトンをつないでいったらいいか,という視点で述べていただきました。そして,海野康太先生からは,新学習指導要領(中学校外国語)の話す技能の中の,特に[発表]についての実践を紹介していただきました。