７号（２００６年１月）掲載

　学校基本調査は，統計法に基づいて昭和23年から毎年実施されている政府指定の調査である。学校教育行政に必要な学校に関する事項で，学校数，児童・生徒・学生・幼児数，教職員数，入学者数，卒業者数などをはじめとする基本的な項目が含まれており，調査の基準日は5月1日である。
　調査対象は全国すべての学校及び市町村教育委員会であり，文部科学省が直接または都道府県・市町村を通して，調査対象である学校等に調査票を配布して収集・集計を行っている。
　この調査結果は，政府はもちろん様々な研究機関，民間企業等にも活用されている。このほかに学校では，統計法に基づく政府の指定調査として「学校保健統計調査」がある。