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かそうくうかん
仮想空間は、明確な定義は定まっていないが、一般的に「多人数が参加可能で、参加者がその中で自由に行動できる仮想の三次元空間」と捉えられている。ほぼ同じ意味でメタバースという用語も使用される。ゲームだけでなく、音楽イベントや商業施設、教育においても利用され始めている。現実世界との関連性や、ルールをどのように構築していくかなど、課題は多い。アバターと呼ばれる自分の分身を操作することによって、存在感や、所属感を感じることができるために、不登校対策に活用できることが想定されている。新型コロナ対策としてのリモート学習が身近になったことにより、さまざまな学習に活用できるのではないかという機運が盛り上がっている。
複数人による仮想空間での交流も可能なことから、複数の学校に点在する児童生徒に対して、指導者が日本語指導に活用するという構想も現実味を増している。